耐震研究会では、地震大国日本で起こる数多くの地震災害から家屋倒壊の危険を避け、どうやったら安全な暮らしを確保できるか?を長年研究してきました。
地震研究の権威の先生とも意見交換を行いながら、各地でセミナーをおこない、啓蒙活動を繰り広げてきました。
これらの知識を皆様にも知っていただき、お住いの安心に役立てていただけたらという想いで日々活動を行っています。
一般的な調査の方法
どちらか一方の調査のみで完結が一般的です。
(担当分野が違うので、一社で完結しない)
↓
「問題点」
どちらに原因があるのかわからない。
「調査範囲が不十分」になってしまう。
耐震研の調査の方法
建物&地盤の調査「構造調査」
耐震研では、建物の耐震診断と地盤の調査の両方を行います。このことを「構造調査」と呼んでいます。
地震の被害は地盤の状態が問題になります。
1. どのような地盤の上に建っているのか。
2. 建物の問題点を調べる。
この2点をしっかり把握する事が重要です。
匠建築では「構造調査」により、地盤状況、建物の問題点の調査を行い、構造上の把握に努めます。
「構造調査」をもとに、対象の建物に対してどのような施工を施せばいいか?を立案します。
耐震性に対する補強はもちろん、建造物としての耐久性や他の利便性も考慮し、計画を立てます。
その案の中で、実際にどのような施工を施すかをご検討いただきます。
建物の問題点を把握することで、
・ 今、どんな状態か?
・ あとどれくらい住めるのか?
・ 建物の傷み具合はどれくらいか?
・ 今後の維持費はどれくらいかかるのか?
など、皆様が抱える不安や疑問にお答えすることが可能になります。そのためにも「構造調査」をお勧めします。
耐震性の向上と合わせて、今後も長く利用できるように耐久性、利便性も考え、信頼出来る技術を持った業者を紹介し、工事をスムーズに進めることが出来るよう協力をします。
耐震性を高め、長持ちさせる事を前提とした「構造リフォーム」を行っております。
木造住宅では、様々な技術革新が進んでいます。耐震研究会では、工学院大学宮澤健二研究室と共に木造住宅の耐震性について実験を行うなど、積極的な研究と技術開発に取り組んできました。
竹中工務店の依頼の下、宮澤研究室と共同で「川崎型耐震補強法」の研究に携わったほか、耐震補強の現場に用いるML 金物なども独自に開発してきました。
※特許取得
ML金物:平成12年7月14日特許取得 特許番号 3088068
AR金物:平成13年8月7日特許取得 特許番号 3220785
耐震補強用のML金物、AL金物など、独自の金物や接合具を開発
耐力壁のせん断力試験でクギのめり込みが面材の強度に与える影響を確認
セミナー開催
メディア出演
災害現場調査